私たちにとって、作業手順書とは?
①作業の無駄をなくす
②作業者のミスをなくす
③作業者ごとの作業のむらをなくす
④事故をなくす
手順書で、このようなことを可能とするのは、弊社のバックグラウンドが製造業にあり、
長年に渡り培った経験があるからです。
製造業のプロフェッショナルが手がける
『質の高い手順書』
弊社が提供する手順書は、単に「文字起こしに写真を添えた」だけのモノではありません。
現場で行われている作業のなかには、先輩から後輩へ、受け継がれる過程において、作業者独自の判断により無駄な工程が含まれていたり、何のためにその作業が必要なのかという理由付けが明確でないものがあったりします。そのため、行われている作業をそのまま手順書に落とし込むと思わぬミスを引き起こしかねません。
そこで弊社では、企業さまと共にひとつひとつの作業工程を追いながら、その要否や効率性の高め方を考え、ときにアドバイスをさせていただきます。
手順書とマニュアルの違いについて
「夕食を作る」を業務に例えると…
『マニュアル』には、「ご飯を炊く」「味噌汁を作る」「魚を焼く」などの業務行程を記した全体フローや、「夕食を食べる人」「献立の内容」といった業務知識が盛り込まれます。
その業務の中の1つの作業、例えば「味噌汁を作る」レシピ、とりわけ母から受け継いだ我が家だけのレシピ。これが『手順書』です。
『マニュアル』が全体的な業務の流れを記載した文書であるのに対して、『手順書』は業務のうちの1つの作業を行う人が「確実で安全な作業手順を踏める」ように分かりやすく整理してまとめた文書です。
これは、作業手順書や作業標準書とも呼ばれます。
それでは、手順書作成をお勧めするメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
①作業の効率化
異動や採用等で、新しくその作業に従事する場合においても、手順書があれば先輩社員に教わる必要はありません。それぞれの従業員が個々のペースを乱さずに仕事ができるので作業は効率化され、教育のための人員コストも削減できます。
②作業の均質化
人の手作業は、方法や仕上がり具合、費やす時間に違いが出てしまいやすいのが難点です。しかし作業について細かく記された同じ手順書に沿って作業を行えば、同じ方法、同じ品質、同じ時間で作業を行うことができ、作業の均質化が実現します。
③企業価値のアップ
手順書は、各作業の情報を明確に記すことによるコーポレートガバナンス(企業統治)のを効かせる役割を持ちます。また、手順書には社内で培われたノウハウが詰まっているため、知的財産としても有効です(Tradition BookSでは守秘義務契約=NDAを締結させていただきます)
【デメリット】
①費用がかかる
貴社に、手順書作成の専門家が、手順書作成に時間を費やすことができるなら問題ありません。
しかし、Tradition BookSでは、専門的なノウハウを持ったプロフェッショナルを1社ごとに専任の担当者としてご案内させていただきます。そして、取材からヒアリング、納品までを一貫して行います。また、お時間やお手間をいただくのは最小限に抑えますので、貴社の本来の業務に支障が出ないようにいたします。
②手順書もメンテナンスが必要
使用する機械や道具のグレードアップ、更なる安全対策や業務、トラブル改善などの為に、手順書にも定期的なメンテナンス(見直し)が必要と考えます。その際にも、Tradition BookSの専任の担当者にご相談ください。徹底的なアフターフォローをさせていただきます。